米国務省が、日本やフィリピンを人身売買の監視対象国に指定してから、しばらくたつ。
人身売買というと、どうも遠い国のような話に聞こえるが、実はそんなことは無いのである。 子供を労働力として金銭で買うというようなこと以外にも、売春目的で本人の意思に関わらず女性を業者に売り飛ばす、などというのも人身売買に当たるだろう。 上海には日本人向けの情報誌があるのだが、その中には必ずカラオケ屋なんかの特集がなされている。 カラオケはキャバクラみたいなものである。そこで働く女性は、地方から来る者も多く、本人の意思に反して、都会に売り飛ばされるようなケースもあるらしい。もちろんそういう場合上海での就業許可証は無い。 カラオケには「持ち帰り」という制度があり、お金を払って自宅にその女性を連れて帰ることができる。要するに売春だ。 なぜ、ここまで日本人相手のカラオケ商売が盛んなのか、ある意味日本人の国民性ではないかと思う。人間の売買に対する意識が低い。 欧米人向けの情報誌には、カラオケといった類の宣伝がまったくないがこれはこれで不思議である。 ただ、人身売買に加担しているということをもう少し日本人は意識する必要があるのではないか、と感じる。 姉妹ブログ「忙しい人が勝つための英語」始まりました!毎日読めば必ず得点UPします。 人気ブログランキングはこちら
by dubian2.4
| 2004-12-01 02:27
| 上海生活や仕事
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