戦略ってなにかしら

仕事が一段落して、東京へ戻ってきている。
プロジェクトとプロジェクトの合間ということもあって、終電までには家に帰れる普通の(?)サラリーマンのような生活をしている。

で、比較的心に余裕があるので、最近は「戦略ってなんだろう」ということをよく考えている。

自分が事業をしていない場合、戦略について考えると、大体第三者視点(投資家とか、M&Aのバイサイド)で筋がいい、筋が悪いって考え方するようになってしまうのだが。突き詰めて考えられると、戦略がしっかりしているって結局下記の2点がYESかNOかということなんじゃないかなあ、と思える。

・利益を出し続けているか?もしくは利益を出し続ける素地があるか?(利益は出していないけど素地があるというのは、例えば、本業ではユニークな製品を作っているが、本業以外の投資で失敗し赤字になっているなど)
・利益(または素地)の源泉は、他社がまねできないものか(例えば、製品のある部分は自社でしか作れないなど)?

今何かの会社を再生しろって言われた時、他社がまねできない利益を出せる素地がどうしても見つからない場合は、どんなにオペレーションや資金運用方法を改善しても無駄なのだと思う。

例えば、中国において、ほとんどの日系企業コンシューマーエレクトロニクス企業は上記二つがNOなので(私が以前勤めていた会社での経験による)、において中国で勝つことは本当に難しいと思う。製品の性能に差が出ないため、価格で勝負しなくてはならないし、基本的にどの企業でも似たような製品が作れてしまう。

そういう中で、ひたすら「売りをXX%上げろ」といわれても、結局利益が無くなってしまう。

こういうとき、経営者は、もはや戦略という以前に「本当にこの事業は必要なのか?必要だとしたら何のために必要なのか?」ということを考え直す必要があると思う。私は日系企業コンシューマーエレクトロニクス企業が中国で家電を売る必然性を、利益を出すという点でも、地域への貢献という点からも全く感じない。

いまこそ根本的な問いへ戻るべきではないだろうか。ひたすら先送りしても、立ち行かなくなるのは時間の問題なのだから・・。
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by dubian2.4 | 2011-10-02 21:47 | 日本
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