大企業の病理をついたビジネス

土曜日のことだが、家にあるセールスマンが来た。

そのセールスマンは中国電信から、IP電話の加入受付に来たという。

中国電信は、中国で一番でかい電話会社だ。日本で言うNTTである。

加入は簡単で、その場でアダプタをつけて電話からなんかしゃべって申し込みすればよい。

とにかく無料で加入できて、国際電話も安くなるわけだから、加入しようと思ってアダプタを取り付けてもらったら、セールスマンが電話代1000元を前払いしろという。

前払いして、そこから電話を使った分だけどんどん差し引いてゆき、使い終わりそうになったら、またお金を回収しに来るという仕組みだ。

で、そのとき現金がなかったので、ひとまず断って、帰ってもらったが、加入してしまったのでアダプタ(無料)は家に置きっぱなしだ。来週再度集金に来るという。

加入書の中国電信の字を見て、怪しく感じた。まず、会社のロゴマークがどこにもない。
そもそも、中国電信であるなら、前払いシステムではなくて、後払いシステムのはずだ。

結局中国電信のオフィスに行ってそのようなサービスをしているか確認をした。上記のようなサービスに加入したのだが、中国電信としてそのようなサービスはしているのか、と。

すると、「いや、会社がでかいから、そういうことしている部門もあるかもね。よくわからん。」と回答された。

要するに会社がでかすぎて、ほかの部門がなにをやっているのか誰もわからず、確認できないというのだ。

恐らくは今回のセールスマンはサギの類だと思うのだが、セクショナリズム+事なかれ主義という大企業の病理をうまくついた方法だと感心した。
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by dubian2.4 | 2005-01-18 02:21 | 上海生活や仕事
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