釈迦の手のひら

孫悟空は、天界でも屈指の強さを持っている。また、彼の持つ雲に乗れば光のような速さで移動ができる。

そんな孫悟空が、どこまで遠くにいけるか、という賭けをを釈迦と行った。孫悟空は光の速さで遠くまで行き、宇宙の端まで行ってしまった。ちょうどそこに柱があったので小便をしてきた。しかし、実は孫悟空が移動していたのは釈迦の手のひらの範囲に過ぎず、宇宙の端だと思っていたところも、釈迦の指先でしかなかった。小便をかけたその柱は釈迦の指だったのだ。

多くの人間は、釈迦の手のひらにいるような状態だ。競争があり、悩みがあり、限界があり、これが世界の全てだと思っている。しかし、一歩大きな視点で見てみると、実はこれらは自分に与えられた数多くの選択肢のうちの一つを選んだ結果に過ぎないことがわかる。

だから、自分で限界を決めないことは大切だと感じている。

あれができない、これができない、というのは、自分の現在のおかれている状況を基準にしているからできないわけであって、一歩視点を大きくして、違う基準から見ると、なんでもないことなのかもしれない。

ヘリコプタで通勤する人と、私のように地下鉄で通勤する人間では、考えることも、できることも違う。だから、地下鉄な考え方で結論を出すと、ヘリコプタから笑われるのだ。

どんなに小さいものでも、自分の目の前におくと世界で一番大きく見えてしまう。

この目の錯覚にだまされてはいけない。


と自分に言い聞かせる今日この頃。
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by dubian2.4 | 2005-03-31 01:36 | 上海生活や仕事
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