一緒にいたい人

 日曜日に、タイに本社を持つ大手鶏肉販売会社の社長と食事をした。

 母の大学時代の友人のだんなである。家族ぐるみで非常に中のよい人なのだが、今回たまたまその人が出張+家族旅行で上海に来たから、会うことになった。

 食事のメンバーは、社長、その奥さん、その娘、運転手と私で、アワビやカニなどの豪華料理を食べた。みんながおなかいっぱいになると、料理が余ったので折り詰めにして運転手に持って帰らせることになる。折り詰めにするのは、中国では普通の習慣である。
  
 ちなみに車はでかいリムジンである。私だけ一人みんなと離れた所に住んでいるので、最後は運転手と二人きりなったので、私が

 「今日は料理がおいしかったですね。」

と言うと、運転手は、

 「社長とか偉い人と食べても、気ばかり使って味がわからないですよ。料理がおいしいと感じるのはいつも、次の日の朝この折り詰めを妻と子供と食べるときです。」

と答えた。

 次の日になると、料理の味は明らかに落ちるだろうが、やはり料理の味は「何を」食べるかではなく「誰と」食べるか、なのだろう。一緒にいたい人との食事はいつだっておいしいものだ。

 運転手が家につくころは、家族はもう寝ているかもしれないが、明日はみんなニコニコ朝ご飯だろうと考えると、少し楽しい気分になった。

 そして運転の言うことに激しく同感する私だった。
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by dubian2.4 | 2004-09-13 00:31 | 上海生活や仕事
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