謝らないのには訳がある

中国政府は一貫して謝罪を認めない。

これにはもちろん訳がある。

別に日本が嫌いで謝らないのではない。

中国政府(共産党)が今最も恐れているのは誰だろう。それを考えればすぐに分かる。

それはアメリカでも日本でもなく、自国民である。

今、中国が謝れば、群衆の怒りは中国政府に向き、暴徒が天安門事件のような大規模なデモを起こしかねない。

日本領事館への投石ならまだ看過できるが、国務院への投石は許されないだろう。そうなるともちろん、政府は力で群集を抑えなくてはならなくなる。

力には力で、ということでデモと政府の争いが続き、自国民を殺害せざるを得ないばかりか国際的な信用も失墜してしまう。

もともと、天安門事件があったように、中国では民主化への要求が過去から高まっている。加えて、生活への不満が増えている者も多い。

その矛先が政府に向いたら、これまでの騒ぎの比ではない。それだけは絶対に避けなくてはならない事態だ。

もうひとつ見逃せないのが、中国にいるレジスタンスがこの状況を虎視眈々と利用しようと狙っていることだ。少なくとも私がレジスタンスならこんなチャンスは絶対に利用したい。

というわけで、もう、あまり政府は日本のことは頭に無いと思う。それどころではないのだ。
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by dubian2.4 | 2005-04-19 00:03 | 上海生活や仕事
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