コミットメント

ある仕事を行うとき、その仕事をどのくらい真剣にできるかというのは、片方ではリターン、もう片方でリスクが大きく寄与している。

つまり、この仕事を成功させることによってどれだけ大きなお金を手にすることが出来るのか、または地位や名声などを手にすることが出来るのか、ということは仕事をやる人間の真剣さと密接なかかわりがある。

一方で、この仕事を失敗した場合自分にとって大きな損失が発生してしまう、つまり、お金や名声を失ってしまう、ということも、仕事をやる人間の真剣さと密接なかかわりがある。

私自身は、仕事には前者も後者も大切だと考えている。しかし、サラリーマンをしていると、皆リターンばかりに目が行き、

「どうせ給料安いしなあ。」とか「いくらやっても給料同じだからなあ。」とか言ってやる気の無さを主張する人をよく見る。

そういう人たちは、リターンの少なさが、自分達の仕事に対する真剣さを失わせている、と考えるばかりで、では自分達がその仕事に対してどのくらいリスクを負っているか、ということを考えない。

そういう人たちは「本当は、リターンの少なさがやる気のない原因ではなくて、勝っても負けてもどちらでもいいような身の置き方しかしていない自分に問題があるのではないのか」ということに気がつくべきである。

とにかく、以前にも書いたが、サラリーマンという職業はリスクのとり方というものを学ぶ機会が非常に少ないのである。それがサラリーマンの良いところでもあるのだが。
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by dubian2.4 | 2005-06-16 00:36 | 上海生活や仕事
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