それは本当にすごいのか2

2日前に書いたことの続きだが、私がよく思うことがひとつある。

それは、人は本道であることに感心したり、驚いたりすることは少ないのだが、外道というか、いわゆるちょっと本道から離れたことに関しては非常に驚いたり感心したりしやすいということだ。

例えば、ある宗教の教祖が息を20分止められると主張しているとする。で、それを例えば目の前で見て信じた人がえらく感動して、その宗教に加入してしまう。

加入しないにしても、皆非常に驚く。

私自身は、息を20分止められるわけは無いと思っているので、そもそもそんな人間がいることを信じていないが、例え目の前で息を20分止められたとしても、「そういう人もいるんだな。まあすごいな」という程度の驚き方しかしないと思う。

というのも、息を20分止められることよりも、人間の持つメカニズムそのものがすでにめちゃくちゃすごいわけであって、息を20分止められるとか、そんなことは些細なことだと思っているからだ。生き物の神秘を考えたら、まあそんなことがあってもそれほど驚く必要は無いな、と思うのである。だって、小さい種が300年ぐらいで巨木になったり、女の人が子供を生んだりする世の中ですよ。息を20分止められるなんて、大したことは無いでしょう。出産のほうがよっぽどすごい。

やっぱりすごいのは本道だとおもう。裏技みたいなことは、本道に比べればたいしたことはない。

今回のメモリカード事件から、そんなことをふと考えてしまったりするのであった。
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by dubian2.4 | 2005-07-09 02:19 | 上海生活や仕事
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