色の数

アメリカから来た友人が去った。怒涛の一月であった。

彼のおおかげで立ち上げも何とか色々と安定してきた気がする。

さて、一息置いたが今日からまたブログの再開だ。

今、巷で薄型テレビが価格競争になっている。機能も結構上がっていて、色の数が80億色とか90億色とか出せると宣伝文句でうたっている。

色の数を宣伝しているのをみると「はて?」と思うのだ。

もともと、色の数と言うのは数字ではかれるものではない。例えば同じ青の絵の具でも、白い紙にさっと線を引けば、その一本の線で濃いのから薄いのまで無限に色の数があるわけだ。本来色と色の間に境目というのは存在しないのだ。

もっと言うと、本来色と言うのは光の当たり方で変わるので、同じ色でもそれを見る角度によってもちろん変わってくる。

だから、音や味の数が計れないのと同じように、色の数というのは計れないはずなのだ。

それがデジタルになると、色と色の間にきっちりと境目が出来て数が明確になるのである。

色というのは本来無限にあるわけだから、80億色とか宣伝される、とかえって限界を露呈しているように感じるのである。各社色の数を競っているけれども、宣伝文句としてはあまりよくないなあ、と思うのだ。

80億って本当はそんなに多くないですよ、無限に比べたら。
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by dubian2.4 | 2005-09-10 02:34 | 上海生活や仕事
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