結婚で気がつく日中文化の違い

日曜日、妻が上海に来てくれているということもあり、一緒に家具屋に行って必要最低限の家具を買うことにした。そのためドイツ資本の家具屋であるIKEAという店に行った。

最初はクッションやおしゃれなCDラックなんかを買おうかな、ということを話していたのだが、家具屋が広くて、食器などほかにも必要な小物をそろえていたら荷物が多くなり、歩き回るのに疲れたということもあって、大物はまた今度、ということになった。

とにかく妻と最初に決めたことは、できるだけ無駄なものは買わないように、必要最小限に買い物を抑えるように、ということである。お風呂のマットひとつでもくどくど話しながら決めていった。

家具屋はお皿やコップなど日用雑貨なんかも安価で売っており、食器の裏にはデザイナーのサインが印刷されているなど、質もよく家具屋のユニクロといった感じだ。日本ではあまり見ないが、このような店が日本でも近々現れることとと思う。ちょっとした食器っは皆様は普段どこで買っているだろうか。店の名前がぱっと思いつかないのではないだろうか。まだ、大手家具チェーンが進出していない証拠だ。

お皿を買うときに妻と二人で探していると、なんだか話がかみ合わない。私は大きいお皿ばかりを選んでいるし、なんだか妻は小さいお皿ばかり選んでいる。二人とも見ているお皿の種類がぜんぜん違う。

ここで、お互いの育ちの文化の違いが出たのだ。

私は、母が台湾人であるため、日本の文化で育ったとはいえ食卓は母が支配していた。母が一つの大皿におかず盛り付けて、一人ひとりがそこから自分の茶碗におかずを取るという方法が小さいころから行われていた。更に言えば、取り皿というものもなく、おかずは直接自分のご飯の上に乗っけていた。この場合、おかずの種類だけお皿があればよい。

一方で妻は両親とも日本の家庭で育っているので、おかずは基本的に食事開始時から個人のお皿に盛り付けられている。おかずによってはお皿を分けなくてはいけないから「人の数Xおかずの種類」だけお皿がいるのだ。

二人とも自分の環境を前提にしてお皿を買うことを考えていたので、話がかみ合わないわけだ。お皿を選んでいる途中で妻がそのことに気がついて「だからお互い見ている皿がぜんぜん違うんだ!」と私に教えてくれた。

私は生活環境の関係で、小さなころから日中文化比較を生活の中で行ってきていたが、こんな基本的なところで、さっそく文化の違いが出てきた。

よく、結婚して一緒に住んでみないとお互いの生活の違いが分からないというが、本当である。なんだか新鮮だ。

結局、おかずは一つを作って、個人個人が取り皿にとろう、という半中華方法で妻が折れてくれてそれにあわせて食器を必要最小限だけ買った。

そのほうが、お皿洗いが楽だと思いませんか?

明日は、いよいよ上海で始めての給料日だ。


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by dubian2.4 | 2004-10-25 01:57 | 上海生活や仕事
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