180日ルール

中国に出張に来る日本人には「180日ルール」がある。私のように駐在している人にはこのルールは適用されない。

そして、その180日ルールに関して、大体今ぐらいの時期になるとみんなが騒ぎはじめる。

その180日ルールとは一体何であろうか。

1年間を通じて180日以上中国に出張に来ている場合、年間の半分以上中国で働いていることになってしまうため、中国政府から税金(所得税)の徴収が来るのだ。中国の税金の高さは以前のブログでも紹介しているが、この場合、日本と中国で同時に所得税が発生してしまうので、会社としてはどうしてもそれを避けなくてはならない。

ビザの関係で、一度に中国にいられる日数は少ないのだが、なにしろみな中国に来過ぎている。

現在のプロジェクトで、日本から支援に来ている有能なIT担当者たちは、今頃の時期になると、あと20日しかない、15日しかない・・・、とひやひやしながら自分の今年の中国出張日数が180日を越えないようにスケジュールを調整しなくてはならない。

来年の1月になれば、また180日の枠ができるので、それまで大切に、大切に、中国に出張できる残りの日にちを使っていくのだ。

日本から中国に出張する回数が皆減ってくるので、必然的にTV会議が増えてくる。場合によっては中国に出張にこられないせいで、仕事が滞ってしまうこともあるかもしれない。

この180日ルール、うわさには聞いていたが、ここまでいろいろな人の仕事に影響を与えてくるとは思わなかった。

思っていた以上に、プロジェクトの大きな制約条件となってしまっていて、悩ましい。でも来年になったら、みなまた「180日解禁!」とか言ってがんがん出張に来るのかなあ・・。そして年末になるとまた・・。
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by dubian2.4 | 2004-10-28 01:06 | 上海生活や仕事
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