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ブルックリン美術館そして村上隆

テストが終わって堰を切ったようにいろいろ見て回っているのだが、昨日は同級生とブルックリン美術館の村上隆展を見に行った。

ちょうど同時に歌川 広重展もあったのだが、時間の関係でこれは見ることができなかったのまた日を改めたい。

村上隆のほうはとにかく行列がすごかった。大盛況のようだ。

彼は特にマンガを書くわけでもなく、作品も芸術性が高いかというと、私は疑問があるのだが、なんとなく日本のサブカルチャー的なものを纏め上げたというところにかれの功労がある気がする。そしてそのサブカルチャーを芸術の域までもっていったという力であろう。

これが現代の日本のアートですよ、他の国には無い独特性があるでしょうほれほれ。という感じだ。

彼がすごいというよりは、彼が作品にできるマンガやアニメに代表される日本のサブカルチャーがすばらしいのだ。

家に帰っていろいろ考えてみると、ちょうど印象派が、1800年代後半のパリの万博で日本の浮世絵に影響されて芸術に新しいスタイルを生み出したように、もしかしたら今が第二のジャポニズム発生なのかもしれない。

ルイヴィトンが村上とコラボレーションをしたというのも、もしかしたら印象派が辿った道を意識しているのかもしれない・・・。
by dubian2.4 | 2008-05-05 14:16 | MBA勉強中
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