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中国GMAT塾事情

現在MBAに申請するためにGMATのクラスに通っている。

土曜の朝8:30から、日曜の朝8:30からである。はっきり言ってすでに3回遅刻している。

GMATというのは知能テストのようなもので、論文、数学、ロジック、国語から成り立つ。これで高得点を取ってとりあえず自分には学校が要求するのに十分な知能を持っていることを証明しなくてはならない。

ややこしいのは、このテストが英語で出題出されるので、まず英語が理解できないとやっていけないということだ。もちろんアメリカ人も同じテスト受けるし、外国人だから特別扱いしてくれるということも無いので、英語のハンディは絶対に克服しないといけない。

日本ではGMATのクラスの参加費が異常に高い。日本では大体3ヶ月で20万円はする。しかし、上海では、せいぜい3ヶ月2万円だ。

そして何がすごいかというと、学校が終わると、トウモロコシや焼き芋と一緒にGMAT過去問のCDロムを屋台で売っているおじさんが出てくることである。彼らは、田舎から出てきた人たちのような身なりをしているが、GMATの問題にはめちゃくちゃ詳しい。

「今日からプリンセトンの新しいの入荷しましたぜ」とか、「このCDはロジックに重点を置いているやつです」とかいろいろ教えてくれる。

日本では、このGMAT流出問題というのが手に入りにくい。たまにオークションとかでCDロムが10万円前後で取引されることもある。

しかし、ここでは「うまい棒」7本分の値段で買えてしまう。なんという恐ろしいことだ。更にもっと恐ろしいのは、この値段のCDロムを更に値切る学生たちだ。こんなに安いのに、なかば逆切れしながら値切っている。すごい人たちだ。

中国人が毎年GMATで世界でも類を見ない高得点を取る理由が、よく分かった気がする。私もがんばろう。

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by dubian2.4 | 2004-11-08 02:44 | 上海生活や仕事
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