会社を辞めるタイミング

会社を辞めるタイミングを考えたとき「バックアップ」が私の中で一つのキーワードになった。熱く挑戦もしながら、安全な人生を歩むにはどうしたらいいのか。心は熱く、頭はクールに。

例えば就職の面接がうまくいき採用通知を受けた後、給与金額の交渉に入るとする。

このような交渉で有利なポジションを確保するためには「手持ちの札が多い」という状態が良い。

つまり、すでに数社が採用してくれると決まっている上で他の会社と給与交渉を行えば、手元にバックアップがあるから、強気にもなれるし、万が一交渉が決裂した場合も他の会社に入れるわけだから一応安心だ。バックアップは挑戦を支える大事な柱だと思う(たまには背水の陣も必要だが)。

これと同じことが人生設計にも言えるんじゃないかと思う。

何か大きな決断をするときも、現実的にはバックアップがあったほうがよい。

で、今の私にとってのバックアップは何かというと「時間」である。しかしこのバックアップはやがて無くなる。

今会社を辞めて、5年後に「やっぱまずかったなあ」と思ってしまった場合(絶対そんなことを思いたくないが、百万が一)、まだ取り返しがつく。手元に時間をより多く持っているほうが、安心して賭けに出ることができる。今は、ただ「若い」「時間がある」ということが一つのバックアップになるのである。そういう意味で挑戦はしやすい。

しかし、この時間というバックアップは必ず、だんだんと底が尽きてくる。時間というのは「今使わないで溜め込んで、あとで使う」ことができないからだ。今後いろいろなことに挑戦するということを考えた場合、時間というバックアップが無くなる前に、新しいバックアップをどんどん作らないといけない。

今から5年とか10年とかある程度の時間をかければ、「時間」というフローの資産を「金銭」「知識」「経験」「人脈」といったストックの資産に変えていくことができる。

金銭はそうでもないとしても、「知識」「経験」「人脈」というものは、足し算ではなく指数的に増えていく。雪だるまが大きければ、転がしたときにより多くの雪を集めることができるように、上記3つはあればあるほどどんどん増えていくから、早いうちに多方面から見につけたほうがいい。

時間は誰にでも平等に過ぎていく。自分にとって時間というバックアップがなくなってきたとき、今度は「金銭」「知識」「経験」「人脈」が新しいバックアップとなって私を支えてくれるようにしないといけない。

じゃあ今の会社で自分の時間がガンガン「金銭」「知識」「経験」「人脈」に変わっていっているかというと、どうもそんな感じではない。

そうやって5年もすると、時間も無くなり、「金銭」「知識」「経験」「人脈」も無く、バックアップが無くなり、「手詰まりです」ということになる。新しいことに挑戦するのはやめて、一生今の会社で勤めることが一番よろしい、という状態になる。

上記を単純に言うと、

「まだ若いから新たな挑戦ができる」という状態が今の私だが、この状態はあと5年で終わる。だから、あと5年以内に

「金銭」「知識」「経験」「人脈」があるから新たな挑戦ができる。

という形に、自分のバックアップを変えていかないといけない。でも今の会社では(私のやる気の問題もあって)そういうことはできそうも無いな。

ということだ。

自分はまだ若い、時間はまだある、と思っていいるうちに、早くその時間を蓄積可能な資産に変換していかないといけないなあと、そう思ったのである。

心に信念があれば、きっとそれが足場の悪い暗闇を照らしてくれるだろうと、今はそれを信じて動くしかないのである(他人には大げさかもしれないが、生活かかっているので、結構まじなんです・・・・)。

ちなみに、今の私の脳みそですと、向こう5年ぐらいの人生計画が精一杯です・・。
[PR]
by dubian2.4 | 2008-09-19 02:06 | 日本
<< 大事なこと 会社を辞めるということ >>