2013年 01月 03日 ( 1 )

断ち切る

謹賀新年。明けましておめでとうございます。

具体的なことはまだ書けないけれど、今年は早い段階でアクションを起こす年になります。

今、マイケル・サンデルの「それをお金で買いますか」を読んでいるのだが、なかなか面白い。

小学生に読書をさせることに対して一冊2ドルの報奨金を与える市があり、それが読書に対する意義に影響を与えないかなど、道徳とお金の関係を分析している。

ひるがって考えてみると、仕事はどうなんだろうか。

私たちは仕事をすることで金銭的な報酬を得る。もし仕事が金銭的な報酬のためだけだったらどうなるだろうか。または、最初は仕事が金銭的な報酬のためではなかったのに、金銭的な報酬のためだけ(もしくはほぼ金銭的な報酬のため)になってしまったらどうなるだろうか。

お金と仕事については、特に所帯持ちが真剣に向き合わなくてはならない問題の一つだと思う。以下のようなことは、実際によくあることなのではないかと思う。

‐大学出て、一流企業に勤める
‐結婚して子供ができる。
‐働いているうちに昇進もして給料もあがり、一方でマイホーム購入、子供の教育費など家族にかかる費用も増加。
‐子供が私立の高校に通っているときに 「仕事辛い・辞めたい」と思い出す
‐妻に相談すると、「あなたの人生なのだから、いつでも辞めたらいい」と理解を示す
‐しかし一方で、妻に十分に収入を稼ぐパワーはなく、辞めた後の尻は誰もぬぐえない
‐結局辞めずに無理して頑張る。家族は現在の収入で生活、いまさら「マイホーム売り飛ばして安アパートに住む」とか子供に「高校辞めて、大学あきらめてバイトしろ」とか、自分のせいでそうなることは避けたいから
‐定年退職して、「成就した」と言えることは無事家のローンを終え、子供を大学卒業させ、家族を守り抜いたこと

実際に私の父親が上記のような感じで私はよく「家族を人質に取られているから、お父さんは仕事をしているんだなあ」と思っていた。

もちろん、家族を守り抜くことは素晴らしいのだけれども、その子供がまた同じ人生を送ったらどうなるだろう。
その子供の子供も。それを繰り返して、何を成就することになるのだろうか。

だから、私はその変な連鎖を断ち切りたい。自分には対家族だけではなくて、対社会にも使命があってそれを成就させたい。自分の子供はいい大学行っていい会社に入るのではなくて、自分がしたように、対社会への使命を見つけてほしい(もちろん、そのためにいい大学いけたらそれは素晴らしい)。

今年がいい年でありますように。
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by dubian2.4 | 2013-01-03 20:52 | 日本