4月23日付けのwall street journalによると、バークレイズがABNを買い取った。
こう考えると、結局どんどんと淘汰が進んで、最後は結局一社になってしまうということもあるんじゃないかと思ってしまう。 そういうジャイアント企業を考えると、たとえば日本の家電なんていうのも、再編が進んで、松下・ソニーあたりの双璧が残って均衡、ということもありえる気がする。ここ2年ぐらいで業界の情勢も変わってくるだろう。 ところで、先日友人と話していて話題なったのだが、昔のPCは中央処理で、たとえばオフィスなんかにあるコンピュータも端末は画面だけの機能しかなくて、端末から中央にある演算装置に計算を入力して解を返してもらっていたのが、端末の性能の向上によって現在では端末そのものが計算処理を行うようになっている。 だから、現在ではこのPCはメモリがどのくらいだとか、CPUの速度がどのくらいだ、ということでパソコンの値段が決まってくるわけだが、ネットワークの普及によって将来的には、パソコンは以前の姿に戻る方向にある。一部の大企業企業がすでに、セキュリティの向上などを名目に端末での情報処理を行わず、中央にある演算装置ですべてを処理する方向に切り替えている。 端末は表示装置に徹して、中央にある演算装置で計算処理を行うと、CPUの使用頻度に無駄がなくなって効率的になる。また、自分の端末を買い換えることなくアップグレードができるので、CPUにとっての高負荷なゲームもいちいちグラボを買い換えなくてもすむようになる。 実は発電装置の開発にも、現在のパソコンと似たようなコンセプトを追っていて、中央から電気を供給するのではなくて、各家庭が自分で発電を行えば大規模な停電などの心配もないし、電気を伝導する際のロスも減るんじゃないかという考え方があった。 私の考えでは、こちらは発展してくると、また中央での発電に戻るかというと、電気のシェアリングが始まるのではないかと思う(なぜそうなってくると考えるかはややこしいので説明を省く)。 中央はないのだけれど、A君の家発電してで余った電気をB君の家で使うというように、多くの世帯が自家で発電した電気を供給しあうというかたちだ。 これを行えるようになれば、電気の供給ってかなり安定してくるんじゃないかと思う。 ただ、現在の先進国では、停電なんかもめったにないし、スイッチングコストが高いのでこのような電気のシェアリングに関する技術の発展が起こることは少ないと思うが。
by dubian2.4
| 2007-04-24 07:46
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