日米の起業の環境を比較しようとネットサーフィンしていたが、結構日本は起業の環境があまり整っていないとの論調が多かったように思える。
例えば社会が起業を受け入れないとか、失敗者は再度トライできないとか。 ただ、そういう記事のほとんどは定数的な分析がなくて、アメリカ社会はこうだけど、日本社会はこうだから、といった主観的なことが多いと思う。 で、数字で見てみると、実は日本は結構起業に向いている気がする。 例えばPWC社のデータによると、アーリーステージのVCによる投資は比率で言うと日本は50%近くになるが、アメリカでは20%前後でしかない。つまり、日本の投資家のほうがアメリカよりもの投資家よりもリスクをとっていると考えることができる。 ほかにも日本は起業が非常に楽で、現在は最低資本金も存在しない。普通に誰でも会社を作ることができる。 ただしVCの規模が日本とアメリカではだいぶ違っていて、資金の残高で言うとアメリカは日本の10倍ぐらいある。 NVCAのデータによると、アメリカのVCは未だに30%がインターネットへの投資だが日本では15%前後なので、ネット起業ではアメリカのほうが環境がいいのかもしれない。 昔は起業するにも、有限会社で300万必要とか、お金あっても銀行が証明出してくれないとか、本当に大変だったと思う。本当にここ数年で日本の起業に対する環境がだいぶ整ったなあ、と感心してしまう。
by dubian2.4
| 2007-06-07 22:41
| MBA勉強中
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