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自分を売りこむ

昨日、スタンフォード大学MBAのセミナーに行ってきた。
私のMBA参加予定は2006年ということになるので(希望的観測)、今回のセミナーは来年申請のための参考ということになる(セミナーは2005年MBA参加用)。

一通り大学の説明が終わると、卒業生の紹介が行われた。皆アメリカ人並みに英語がうまい。というか、アメリカのバックグラウンドを持つ人たちであろう。自己紹介ではコンサルや、投資銀行に勤めているとのことであった。また、自己紹介のプレゼンテーションが非常にうまい。MBAを通じて自分を売り込む訓練を受けた結果であろう。

自分を売り込む、ということは社会人生活の中でも何度も行わなくてはならない。昇格試験であったり、転職活動であったり、MBA申請であったり、いたるところにある。自分で会社を興そうものなら、銀行やエンジェル、取引先に自分を売り込んで、信用を得なくてはならない。

つい3日前、社会人生活ではじめて採用最終面談の面接官を行った。新しく作るチームで人員が必要なのでスタッフを採用しなくてはならないからだ。

中国は人材の流動性が高いので、半分が社会人、半分が新卒(他の会社でのインターンなど)、という状況であった。面接官を行うは初めてであったが非常に多くのことを学んだ。

もっとも学んだことは、面接官は退屈だ、ということだ。私は、面接官は色々な人に会えるからものすごく面白い仕事だと思っていたが、そんなことはなかった。

次から次に面接を行うのだが、皆似たようなことを言う。だから、皆同じように見えてしまう。「この人は何か違う」というのは1人か2人しかいない。自分が面接される側に回ったらそういうものなのだということをかなり意識して作戦を考えなくてはならない。

「何か違う」人は、言うことが違うというよりは、例えば文化的な背景が特殊であったり、一部で極端に高い能力を持っていたりする人である。こういうものは、長い時間をかけて培われてきたもので、面談の際の「しゃべり」ではどうにもならない部分である。ただ、自分の能力をどう表現するかによって、面接官に与える印象はかなり変わってくる。

「自分を売り込む」ことについて考えさせられたので、このブログを機会として、不特定多数に私を売り込んでみたいと思う。自分についての悪い点はいろいろあるが、あえてここは「自分を売り込むため」に自己紹介をする。

私の売り込み
・私は台湾人の母と日本人の父の間に生まれたため、日本と中華圏の文化的背景に理解がある。父の仕事の関係で小学生と中学生の9年間は中国を中心にすごした。
・私は大学をアメリカで過ごしたので、アメリカの文化的背景に理解がある。
・上記2点から、私は中国語と英語が堪能だ。英語ではTOEIC945点を取っている。中国語能力は母国語である日本語に等しい。
・国家資格である中小企業診断士の資格を持っている。仕事の激務の中で勉強時間を捻出して資格を取得した。
・日本と中国で仕事をしているため、この二国間のビジネスについて理解がある。
・社内の構造改革を担当しているため、経営に詳しい。

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by dubian2.4 | 2004-10-31 02:55 | 上海生活や仕事
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